2008年12月8日 出席者:内田和人氏(東京三菱UFJ銀行企画部経済調査室長) 平野英治氏(トヨタファイナンシャルサービス株式会社取締役) 水野和夫氏(三菱UFJ証券チーフエコノミスト) 司会: 工藤泰志(言論NPO代表) この座談会 の【レポート】 はこちら 米国経済の凋落と世界経済再生の道筋 工藤 難しい話をわかりやすく説明していただきました。金融危機についてはまだ進行中だが、政府や中央銀行の支えも含めていろんな支えがある、しかし経済不況はまだ入り口の段階にあるということです。では、この危機のスパイラル的な動きを止めるにはどういう対応が必要でしょうか。 金融危機対策と経済危機対策とを同時並行させていく必要がある 内田 今のグローバル不況をどういう形で食い止めるかということですが、平野さんが指摘したように、金融危機対策と、その後に来る景気後退に対する経済対策のふたつを同時並行でやっていかなければいけないと思います。この点については日本の金融危機が大きな教訓となるでしょう。日本は97年の大手証券会社破綻を契機に金融危機に突入し、
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