2008年12月8日 出席者:内田和人氏(東京三菱UFJ銀行企画部経済調査室長) 平野英治氏(トヨタファイナンシャルサービス株式会社取締役) 水野和夫氏(三菱UFJ証券チーフエコノミスト) 司会: 工藤泰志(言論NPO代表) この座談会 の【レポート】 はこちら 銀行間の取引と資本マーケットの危機の状況 証券化ビジネスは今後しばらく収縮を続ける 工藤 少しお聞きしたいのですが、銀行間のクレジットラインですが、その構造のしくみについて教えてくれませんか。つまり、企業がドルをなぜ調達できないのか。またアメリカでの資本市場の混乱はまだ変わっていないのでしょうか。 内田 まず、クレジットラインですが、工藤さんがおっしゃったように銀行は、インターバンク間で資金取引を行う際に、それぞれの銀行に対してクレジットラインという枠を設定しています。私ども銀行の場合でいえば、同じような規模の国内の銀行さんには、かなり大きなクレジットラインの枠を設定していますし、海外でもいわゆる大手米銀さんとか、欧州銀行さんとでも、相当な規模の枠を設定しています。
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